ホルモンと内分泌疾患
ホルモンを分泌する器官には、脳下垂体や甲状腺、副腎などがあり、これらを内分泌器官といいます。
内分泌とは、体の内側である血液に向かって放出されるという意味です。
体内で働くホルモンは100種類以上あります。
それぞれのホルモンは、作用する“標的細胞”が決まっており、血液中を流れて標的細胞へ運ばれるとなんらかの作用を引き起こします。
ホルモンは自律神経のように迅速な指令を出すことはできませんが、より持続的に効果を発揮することができます。
ホルモンの異常によって起こる病気を内分泌疾患と言います。
内分泌疾患は全身の様々な部位に影響を及ぼします。
例えば、皮膚や体毛、骨、栄養、血圧、頻脈、生殖機能、成長障害など。
ホルモンの量がおかしくなって病気を引き起こす場合がほとんどですが、ホルモンの働きが異常になって発症する場合もあります。
ホルモンの量は多すぎても少なすぎても良くありません。
血液中のホルモンはとても狭い範囲内で巧妙に調節されているのです。
ニュースキャンではホルモンそのものや、内分泌器官に働きかけることができます。
セルフメンテナンスとしてニュースキャンを取り入れてみませんか?
(予防医学学術刊行物186号ほすぴより一部抜粋)