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インスリン

「インスリン」とは膵臓から分泌されるホルモンで、糖の代謝を調節し、血糖値を一定に保つ働きを持ちます。

食後に血糖値が上昇すると、それに反応して膵臓からインスリンが分泌されます。

細胞の表面にはインスリン受容体があり、インスリンがこの受容体に結合することで、細胞は血液中のブドウ糖をとりこみ、エネルギー源として利用します。

この働きによって、食後に上昇した血糖値が下がり、一定に保たれるのです。

このように血糖値を下げる働きを持つホルモンはインスリンだけです。

 

そのため、インスリンの巡りが低下してしまうと、高血糖状態が続き、糖尿病へと進行していきます。

インスリンの巡りの低下原因としては、インスリンの分泌が少ない、血液循環の乱れ、などが挙げられますが、インスリンが正常に分泌され巡っているにもかかわらず、標的細胞にインスリンが作用しない場合があります。

これをインスリン抵抗性と呼びます。

インスリン抵抗性の原因には、遺伝、肥満、運動不足、高脂肪食、ストレスなどが考えられます。

糖尿病予防のためにも肥満や運動不足にならないよう心がけましょう。

 

(予防医学学術刊行物186号ほすぴより一部抜粋)

 

 

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